福岡県議会は16日の9月定例会閉会日、議長・副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑などの解明に向けた「百条委員会」の設置議案などをめぐり、開会前の協議や本会議が紛糾し、異例の深夜・日をまたぐ展開となりました。

百条委員会の設置や条例案をめぐる攻防

一連の問題を受けて本会議で取り扱われた主な議案は、百条委員会の設置議案、政治倫理に関する条例案、福岡県職員に対する不当な要求等を防止する条例案の三つです。地方自治法に基づく百条委員会は、強い調査権限や罰則規定を持つ特別調査委員会であり、疑惑を告発した吉松源昭議員ら計9人の議員が提出して同日中の採決を求めていました。

しかし、主要会派の間では委員会付託を省略して即日採決するかどうかで意見が対立しました。開会前の代表者会議や議会運営委員会での協議が難航したため、本会議の開会は予定から大幅に遅れました。

日付が変わる午前4時前の開会へ

本会議が開会してからも断続的な中断が続き、日付が変わった17日午前3時40分に改めて本会議が再開され、関連する条例案が次々と可決されるなど、議会は混乱したまま日をまたぐ異例の事態となりました。