Googleの新OS搭載PC「Lenovo Googlebook 15」:未来に期待も「買い時は今じゃない」
Googleが新たに投入したノートPC向けOS「Googlebook OS」を搭載する、Lenovoの15.3型OLEDモデル「Googlebook 15」。美しいハードウェアやAndroidアプリとの連携機能備える一方、現時点ではソフトウェアの完成度に課題が残るとして、米GIZMODOの記者が冷静なレビューを伝えています。
海外で1,150ドル(約18万円)から販売されている「Lenovo Googlebook 15」は、15.3インチの2.8K OLEDディスプレイ(最大120Hz対応)やマグネシウム・アルミニウムを用いた高品質な筐体が特徴です。しかし、新しいGooglebook OSの体験はまだ未成熟であり、ブラウジングやメール確認以外の作業では使いづらさが目立つと指摘されています。
最大の特徴であるAndroidアプリのネイティブ利用についても、大画面やデスクトップ環境に最適化されていないアプリが多く、SlackやInstagramなどの表示や操作にぎこちなさが残ります。また、Android 17などを要するスマホとの連携機能「Better Together」やWi-Fi環境のmDNS要件など、移動中にはセットアップが複雑になる側面もあります。
ハードウェア自体の性能面では、Intelプロセッサによる良好なGPU性能を備えているものの、それを活かせる本格的なデスクトップアプリやゲームは限定的です。さらに、従来のChromebookで使えたLinuxアプリの標準的な扱いが後退している点や、バッテリー消費の不安定さなども懸念点として挙げられています。
総じて、現在の「Lenovo Googlebook 15」の購入は、完成された体験を買うというよりも将来性に期待する投資に近い内容となっています。今すぐ快適なノートPCを求めるのであれば、今後のアップデートを含めてもう少し様子を見るべきだというのが結論です。

