火星衛星探査機に電力供給、GSユアサ・テクノの「宇宙用リチウム電池」が採用された理由

ジーエス・ユアサテクノロジーは21日、同社の宇宙用リチウムイオン電池が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の火星衛星探査計画「MMX」の探査機に採用されたと発表しました。太陽光発電ができない区間で電力を供給する重要な役割を担います。

採用の背景と実績

同社の宇宙用リチウムイオン電池は、国内外で260機以上の採用実績を誇ります。その確かな実績に加え、高真空環境での長期運用に耐えうる性能が高く評価され、MMX探査機システムの設計・製造を担当する三菱電機に選定されました。

今後のスケジュール

MMX探査機は20日に打ち上げられ、約1年をかけて火星圏に到達する予定です。その後、火星の衛星「フォボス」の観測やサンプル採取を行い、人類初となる火星圏からのサンプルリターンを目指して2031年度の地球帰還を予定しています。