2026年11月第1週の星空は、早朝の東の空で見られる月と惑星の印象的な共演や、おうし座南流星群の極大など、見逃せない天文現象が相次いで訪れます。

今週のハイライトの一つは夜明け前に見られる天体の集結です。日の出の約1時間前、南東の方角には月齢24の月のほか、しし座の1等星レグルス、まばゆく輝く木星、赤みを帯びた火星がほぼ等間隔で一直線に並びます。さらに、これまで夕方の西の空に見えていた金星が「明けの明星」として夜明け前の東の空に姿を現します。日の出の約45分前には東南東の低空でひときわ強い光を放ち、すぐ左手にはおとめ座の1等星スピカも見られます。

また、今週はおうし座南流星群も活動の極大を迎えます。2日が下弦の月だったため、宵の空では今後しばらく月明かりを気にせずに星空観察を楽しむことができます。流星の数自体は多くないものの、非常に明るい「火球」がたびたび流れることで知られています。

早朝の空における月と金星の接近は11月7日と8日にもチャンスがあり、視界の開けた場所で美しい光景が期待されます。