GMO熊谷社長、不正アクセス被害で謝罪 「社内ホワイトハッカーの警告を防げなかった」

GMOインターネットグループの熊谷正寿社長は10月25日、同社が提供するFXサービスで発生した不正アクセス被害について、自身のブログで詳細を公表しました。熊谷氏は、被害の重大性を重く受け止め、顧客への補償を全額行う方針を改めて示しました。 今回の事案について、熊谷氏は「社内のホワイトハッカーから事前に改善すべき課題の指摘があった」と明かしました。しかし、サービスの可用性や優先順位を考慮した結果、対応の深度とスピードが不十分となり、攻撃者に間隙を突かれたと説明。「誰よりも深い悔しさを噛み締めているのは、危険を察知し警告を発していた現場のホワイトハッカーたち自身だ」と述べ、経営陣として防ぎきれなかった責任を深く反省しました。 また、熊谷氏は現在のインターネット環境を「AIによるサイバー飽和攻撃」にさらされ、壊れかけていると警鐘を鳴らしました。同社は政府に対し「能動的サイバー防御」の発動を要請しており、民間企業と政府が連携してサイバー犯罪に対抗する重要性を強く訴えています。