米国のベラ・C・ルービン天文台は10月27日、冥王星よりもさらに遠い太陽系外縁部において、新たな準惑星の候補となる天体「2026 ED138」を発見したと発表しました。正式に認められれば、太陽系で6つ目の準惑星となります。

太陽から約69億キロ離れた軌道

今回見つかった天体「2026 ED138」は、太陽からの距離が約69億キロ(地球と太陽の距離の約46倍)に位置しています。明るさなどに基づいた推定直径は600〜1500キロとされています。

南米チリにある同天文台が今年3月から7月にかけて撮影した画像を分析した結果、太陽系の外縁部を移動する明るい天体が確認されました。さらに、過去の観測画像まで遡って軌道を調査したところ、2016年のデータにもその存在が確認されたということです。

天体を発見した米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのマシュー・ホルマン氏は、「最初は興奮したが、にわかに信じられなかった」と当時を振り返り、極めて稀に見つかる天体であるため自身の作業やプログラムに誤りがないか直ちに確認を行ったと語っています。