世界初となる火星圏からの試料回収(サンプルリターン)を目指し、10月20日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた火星衛星探査機「MMX」が、順調な飛行を続けています。

最初の山場となる火星周回軌道投入へ

MMXは、日本の主力大型ロケット「H3」10号機によって午前4時41分に打ち上げられました。地球帰還までの5年間には、惑星間航行や衛星への着陸など、技術的難度の高いチャレンジが数多く控えています。

その最初の大きな山場となるのが、2027年8月ごろに予定されている火星周回軌道への投入です。プロジェクトでは、日本がこれまでに月や惑星、小惑星探査で培ってきた知見と技術を最大限に生かし、ミッションの成功に挑みます。