千葉県松戸市の千葉西総合病院に勤務する女性看護師らが夜勤中に入院患者を無断で撮影し、不適切なキャプションを添えて共有していた問題で、撮影と共有に韓国発のVlogアプリ「setlog(セットログ)」が使われていたことが明らかになりました。
病院は2026年10月10日に懲戒委員会を開き、撮影や投稿を行った看護師2人を懲戒解雇、動画を視聴していた1人を厳重注意処分としています。クローズドな友人同士でつながるはずのアプリ内動画がなぜ外部へ流出したのか、その仕組みと拡散の背景に関心が集まっています。
「setlog」の仕組みと外部流出の経路
setlogは、招待された最大20人のメンバー同士で2秒前後の動画を共有し、自動で1本のVlogに編集するアプリです。参加には6桁の数字コードや招待リンクが必要で、アプリ内のカメラで撮影した動画しか投稿できない仕組みとなっています。
基本仕様では外部から閲覧できない閉じた空間ですが、完成したVlogはスマートフォンに保存したり、他のSNSに共有したりすることが可能です。流出した動画にはInstagramのストーリーズの編集機能とみられるキャプションが重なっており、ログルームのメンバーの誰かがVlogを外部SNSに投稿し、それを別の第三者が保存してX(旧Twitter)上で拡散させたとみられています。
同じく日常の共有アプリとして知られるBeRealとの違いも含め、閉じた空間でのプライベートな共有が思わぬ形で外部に露出するリスクが浮き彫りとなっています。

